湿気が多いとなんだか体が重い…それってなぜ?
梅雨の時期や夏の蒸し暑い日、なんだか体がだるく感じたり、頭がボーッとしたりしませんか?
実は、湿気(湿度)の高さが体に影響を与えている可能性があります。
今回は、湿気が体調にどう影響するのかを、科学的にわかりやすく解説します。
湿度と自律神経の関係
人間の体は、常に「体温調整」をしています。
湿度が高いと、汗が蒸発しにくくなり、体温をうまく下げることができなくなります。
すると、体は熱を外に出そうと頑張り、自律神経に負担がかかります。
このとき、交感神経と副交感神経のバランスが乱れることで、
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だるさ
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頭痛
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めまい
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集中力の低下
などの不調が起こりやすくなるのです。
こうした症状は「気象病」や「湿邪(しつじゃ)」とも呼ばれます。
東洋医学での「湿邪」とは?
東洋医学には「湿邪(しつじゃ)」という考え方があります。
これは、体内にたまった余分な水分や湿気が、不調の原因になるという理論。
湿邪によって起こるとされる症状には、
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胃腸の不調(食欲不振、下痢など)
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関節の痛み
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倦怠感(けんたいかん)
などがあり、特に胃腸が弱い人や女性は影響を受けやすいとされています。
湿度が高いとカビやダニも増える
湿気が多いと、カビやダニの繁殖が活発になります。
特にダニの死骸やフンは、アレルギーや喘息、鼻炎の原因になることも。
知らないうちに体調が悪くなるのは、こうした目に見えない微生物の影響かもしれません。
湿気による体調不良を防ぐには?
湿度が体に与える悪影響を防ぐには、以下のような対策がおすすめです。
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除湿器やエアコンで湿度を50〜60%に保つ
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こまめな換気で空気を循環させる
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利尿作用のある飲み物(麦茶や緑茶など)をとる
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お風呂にゆっくり浸かって自律神経を整える
また、朝のストレッチや軽い運動も、体の水分代謝を促進し、湿邪の影響を和らげます。
まとめ
湿気が体に与える影響は思った以上に大きく、特に梅雨や夏場には体調を崩す人も少なくありません。
「なんだかだるいな…」と思ったら、気温だけでなく湿度にも目を向けてみてください。
ちょっとした工夫で、体調はぐっとラクになるはずです。

