SNSで、「東京藝術大学」「東京新聞」「テレビ朝日」が主催する【大吉原展 江戸アメイヂング】が話題になっています。
2024年3月26日~5月19日までされる展覧会です。
なぜ大吉原展が炎上しているのか、世間の反応も含めまとめました。
東京藝大の大吉原展が炎上しているのはなぜ?
まだ開催前のイベントで、全容はわかりません。
しかしながら炎上しています。
公表された展覧会の「みどころ」や吉原の歴史に関する表現などに疑問視が出ています。
イベントの紹介の仕方が、センシティブな題材に対しエンタメ感が強い・エンタメにしていると受け取れるといったところだと思います。
「吉原」だから即アウトというわけではなく「どういった目線でどこを取り上げられているか」という点も。
吉原や遊廓をテーマに展示をしてはいけない、などとは思わない。ただこの「大吉原展」は、あまりにも「買う側」の視点に寄りすぎてはいないか?
「吉原の街を見物しているような」展示構成、花魁道中が楽しめる有料の「お大尽ナイト」……。https://t.co/kKjGGe2qHG pic.twitter.com/bWxCGJQ5Fh
— 瀧波ユカリ (@takinamiyukari) February 5, 2024
本来、吉原とはどういった女性が何をして成り立っていたか。
そういった大前提が「ハッキリと明確」に伝わらない、概要を見る限り触れていないもしくは美化されている、そのように受け取れる可能性があるのでしょう。
洗練された品々や文化が吉原にあったこと、それらを「芸術」の部分で取り上げるのは賛成だけど、もうひとつの重要な要素をぼかすのはどうなのか、といったところです。
「吉原」をテーマにするのであれば、いわゆる辛い「闇」の部分もしっかり表現してほしいといった感想もあります。
一方で「ではどう表現すればいいのか?」「まだ開催していないし実際の展示の全てはわからない。展示を見ずに批判はどうなのか」といった内容の意見もあります。
集客の面でインパクトある文言でイベント告知をしているが、実際はきちんと全て展示されているかもしれない、といった意見です。
それらに対しても反論などもあるので、とどまることなく炎上している、といった状態のようです。
東京藝大の大吉原展が炎上で開催に影響は出る?
開催前からかなり話題(炎上)になっているので今後が気になりますよね。
著名人がはっきりと見解を述べているのも注目すべきところかもしれません。
東京藝大の学生、教員は、アートに関する今のグローバルな水準を熟知しているはず。その、国内のアートのトップ大学の美術館で、大吉原展のようなまったく調子外れの企画展がら出てきた事実に衝撃を受けました。大幅な企画の変更ないしは中止は不可避だと考えます。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) February 6, 2024
大吉原展は開催場所が東京藝大の大学美術館だから藝大生の企画展示だと思った人もいるみたいだけど、そういうのじゃなくて東京藝術大学・東京新聞・テレビ朝日が主催する展覧会です。。
プレスリリースpdf ↓https://t.co/kKjGGe2qHG
— 瀧波ユカリ (@takinamiyukari) February 5, 2024
SNSでの世間の感想をまとめると「中止」よりも、内容をしっかりしたものにしてほしいという声が多いようです。
歴史を全て隠さず表現してほしいという意見です。
まだ開催していないのでイベントの全容はわかりません。
「実際はちゃんと表現しているかも。中止まではどうかと思う」といった声も多いので、そのまま開催される可能性は高いかもしれませんね。
東京藝大の大吉原展炎上まとめ
今回は、東京藝大の大吉原展が炎上しているのはなぜ?開催に影響は出る?といったことをまとめてみました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。