尾道市の子育て支援課の先輩パパからの手紙が炎上したのはなぜ?

SNSで、尾道市子育て支援課が市内の妊婦さんに配布した「先輩パパからあなたへ」という手紙が話題になっています。

内容としては「妻にしてもらいたいこと」「妻にしてもらってうれしかったこと」というアンケートの結果が載っている手紙です。

 

このアンケートがなぜ話題になり炎上したのか、作成し配布した意図、いずれの理由も気になります。

また、世間の反応とあわせてまとめてみました。

目次

尾道市子育て支援課のアンケートがSNSで話題

尾道市内の妊婦さん向けの配布物だったようですが・・・。

 

それが話題になり、ヤフーニュースでも取り上げられることになりました。

そのヤフーニュースで配布物の画像があったのでスクショしたものが以下です。

画像引用元:YAHOO!ニュース(2023年7月24日)

 

「尾道市の先輩パパ約100人に行ったアンケート」とのことです。

ちょっと画像では見にくいのですが、最近作成し配布したものではなそうそうですね。

右上の赤枠の箇所に「H30年2月」と見えるので、作成と配布はその頃からかもしれません。

 

この話題の結果として、尾道市長が公式SNSで早急に対応をするということを発表されました。

改めてSNSのパワーを知ることになりました。

尾道市子育て支援課の「先輩パパからあなたへ」が炎上した理由は?

パパからママへといった一方通行で完結している書面ですが、そこが「ママを追い詰める!」「配慮に欠ける」といった反応が大きいところです。

そして「市民の生活をサポートする役割である市役所」が、これを作成し配ったことが最大の炎上ポイントかなと感じます。

 

アンケートの質問内容が「妻にしてもらいたいこと」「妻のこの態度は嫌だった」というものですが、このあたりも時代錯誤のようなものを感じる人が多く話題となっています。

 

「先輩パパからあなたへ」ということで、一見、出産に挑むプレママたちへの激励かと思われるタイトルですが、読むと育児とはまた別の、夫側から妻への要望書といった感じです(笑)

 

実施されているのかもしれませんが、せめて「先輩ママからパパへ」もアンケートを取り、一緒に載せるとまた違ったのではないかと個人的には思います。

 

 

産後の妻に対し、男性側が実際どう思うかは千差万別ですし自由です。

ただ、それをわざわざアンケートを取ってネガティブな意見もある手紙を、出産を控えてる妊婦さん対象に配布する必要があったのか・・・とは感じます。

 

ちょっと追い詰められるというか、圧を感じてしまう妊婦さんもいるかもしれません。

読む側への配慮や想像力に欠けていると取られても仕方ないかもしれません。

「先輩パパからあなたへ」を作成し配布した理由はなぜ?

「男女の脳の構造上の違いをお互い理解し、うまく役割分担をすること」と伝えたかったのかもしれません。

手紙の左下の赤枠を読むと、そのようなニュアンスが書かれています。

 

ただ、それがなぜ「妻にしてもらいたいこと」といった設問内容になるのかは謎ですが(笑)

「妻に言われてうれしかった言葉」「妻にしてもらってうれしかったこと」「妻のこういう態度(言葉)が嫌だった」ということを「男性はこう考えるのです。それは脳の構造上の違いということをまず理解しましょう」ということを本気で伝えたかったのかもしれません・・・。

 

まとめ

今回は、尾道市の子育て支援課の先輩パパからの手紙が炎上したのはなぜ?ということをまとめてみました。

 

私も出産し、現在進行形で育児を経験してる母親ですが、もしこの配布された手紙を見て落ち込んでいる人がいるのなら、声を大にして言いたいです。

真に受けなくてよい!」と。

というのも、まずあなたの夫の意見ではないからです。

そして、産後の体で夫のマッサージやら家事など張り切ると確実に更年期に響きます!!!!

危険ですから「マッサージしてあげないと」とか思わないようにして下さい。

むしろ家事とともにマッサージもしてもらって下さい(笑)

 

出産を控えている尾道市の女性、全国の女性に心からエールを送ります。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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